ジョギング初心者ガイド!続けるために必要な距離やペースのコツ
初心者がジョギングを継続するためのコツをお伝えします!ジョギングの基礎・基本から、初心者におすすめの距離・スピードなども解説。初心者が続かない原因は?モチベーションを保つには?初心者はどんな服装で走る?入門期は何キロ走れば良い?注意点は?初めてさんの疑問にお答えします!
Writer
公式ライター 真秀美
ジョギング初心者が続けるにはコツがある!
ジョギングは、走る場所と時間さえ確保できれば初心者でも始められる運動です。
しかし、初心者でもできる単純な運動だからこそ、モチベーションの維持が難しいという面もあります。
今回は、初めてジョギングに挑戦する方でも習慣的に続けることができるよう、初心者がジョギングを続けるためのコツをお伝えします!ジョギングの基礎・基本も解説しますので、初心者の方は要チェックです!
ジョギングの初心者が知っておきたい基礎知識とは?
基礎知識①ジョギングは有酸素運動
ジョギングは、筋トレのようにトレーニングごとにフォームを覚える必要もなく、重さや息苦しさに耐える必要もありません。ジョギングは初心者でも気軽に続けることができ、体脂肪燃焼に効果的な有酸素運動です。運動初心者の健康維持・ダイエットに適した運動と言えるでしょう。
基礎知識②ジョギングとランニング
<スピード>
・ランニング:1㎞の距離を 5分以内の時間で走る
(12㎞/h以上のスピード)
・ジョギング:1㎞の距離を5分以上の時間で走る
(12㎞/h以下のスピード)
<運動強度>
・ランニング:「きつい」感覚 で心拍数80~90%
・ジョギング:「軽い」感覚で心拍数60~70%
60~70%程度の心拍数で「軽い」と感じる強度かつ、時速12㎞以下のスピードで走る有酸素運動をジョギングと呼びます。「軽い運動」に分類されますが、健康効果が高く、初心者でも挑戦しやすい点が人気の秘訣でしょう。
ジョギング初心者の始め方ややり方とは?
体力やスピードに配慮せず、ただ闇雲に走るやり方では、ジョギングの効果を十分に得ることはできません。特に初心者は、正しいやり方をしないと、ケガをしたり膝を痛めてしまうリスクもあります。
ジョギング初心者はやり方をしっかり把握し、正しい方法で安全にジョギングを継続できるようにしましょう。
初心者におすすめのやり方①正しいフォーム
【正しいフォームのやり方】
・体幹をまっすぐ保つ
・つま先の向きは常に正面
・肘を曲げ、しっかり引く
・軽快な着地
着地の仕方には「かかとから着地して徐々につま先をつける方法」と「足裏全体で着地する方法」の2種類があります。初心者の場合は、脚や腰に負担の少ない前者の方法がおすすめです。 ただ、多くの方は普段かかとから着地しているため、そこまで着地の方法を意識する必要はありません。
初心者におすすめのやり方②呼吸の仕方
ジョギングの呼吸の仕方に【〇回ずつ吸って、〇回ずつ吐く】というような決まりは特別ありません。しかし、有酸素運動では身体全体に酸素を巡らせる必要があるため、深くしっかりとした呼吸を行うことが基本です。
呼吸の仕方は、荒くなると浅くなるため、一定のリズムを保てるペースで走ることも重要です。
また、呼吸の仕方は【口から吐いて、鼻から吸う】が基本です。口から吐くことで、肺の空気を効率的に吐ききり、鼻から吸うことで喉の乾燥を防ぎます。初心者の方は慣れるまで意識して呼吸しましょう。ただ、この呼吸の仕方が絶対ではありません。あくまでも参考にして頂き、自身に合ったやり方を見つけてください。
初心者におすすめのやり方③ペースを掴む方法
一般に、歩くスピードは時速4㎞、早歩きが時速6㎞と言われています。つまり、歩きだと1㎞15分、早歩きだと1㎞10分かかるペースになります。まず初心者は、早歩きよりも少し早いスピードでペースを保てるようにしましょう。時間は1日20分~30分走れると、健康維持・ダイエットに効果的です。
呼吸が大きく乱れ、苦しくなって速度が落ちるようであれば、そのペースでは速すぎます。ジョギング開始から5分~10分程度の時間が経った頃に全身にじんわりと汗をかき、会話ができるくらいの少し余裕があるペースが、初心者にはおすすめです。
初心者におすすめのやり方④距離ではなく時間で走る
少しきついけど、会話できるくらいの強度が、体脂肪の燃焼に効果的な強度です。
心拍数を測定できるランニングウォッチを活用して、ジョギングの強度を調整するやり方もあります。心拍数の計算方法は、こちらを参照しましょう。
ジョギングの効果ありすぎ?身体にもたらす魅力的な効果10選! – Activeる!
ジョギング入門期に走りたい距離
初心者でも、早歩きより少し早いペースで走れば、3㎞は25~30分で走れる距離です。ランニングに近いペースで走れば、5㎞も30分程度で走れる距離となります。
距離を目標に走ると、時間よりもハードルが高い分、達成感も得られます。また、〇㎞走るのに〇分かかったなど、今の自分の体力・運動能力を把握することもできます。
ジョギング入門期の方は、まず3㎞を目標に走り、自分の体力を把握しておきましょう。継続すれば、次第に走れる距離・スピードに変化が出てきます。自分の成長を実感できれば、ジョギングを続けるモチベーションにも繋がるでしょう。
ジョギングの初心者が継続するための6つのコツ
【ジョギングが続かない理由】
・疲れが残る
・筋肉痛が辛い
・モチベーションが保てない
・つまらない
初心者が続けるには、【続かない理由】をなるべく避けることが、ジョギングを習慣づけるコツとなります。
また、運動に限った話ではないですが、何か行動を起こすときは、必ず【動機】があるはずです。
そして、「他人から強制されること」よりも「自分自身が必要・重要と感じたこと」の方が継続します。自分を突き動かす動機をしっかり持つことが、初心者のモチベーション維持に大切です。
ここからは、初心者でもジョギングを継続できるコツをお伝えしていきます!
初心者が続けるコツ①W-up・C-downはしっかりと
W-up(ウォーミングアップ)はケガ予防・運動効果の向上、C-down(クールダウン)は、翌日以降の疲労回復に効果的です。ジョギングに備えて身体を準備すること、ジョギング後に身体をケアすることは、初心者が安全に続けるための最大のコツです。入門期から習慣づけましょう。
【初心者おすすめのW-up方法】
・軽めのストレッチ(1ポーズ15~20秒)
・5~10分歩く
・ランニングコースまで自転車で向かう
【初心者おすすめのC-down方法】
・ストレッチ(1ポーズ30秒~1分)
・呼吸・心拍数が落ち着くまで歩く
・瞑想する
最近では、ランニング前の準備運動としてヨガを行う方も増えてきました。 ヨガには初心者でも簡単に行えるポーズがたくさんあります。興味のある方はヨガの記事もチェックしてみてください。
ヨガ初心者特集!ヨガを始める方法や簡単にできるポーズとは? – Activeる!
初心者が続けるコツ②服装でモチベーションアップ
もちろん、ジーンズやスウェットなどストレッチ性・通気性の無い服装を避ければ、基本的にはどんな格好でもジョギングはできます。ただ、習慣的に行うのであれば、やはり専用ウェアがおすすめです。肌に貼りつくこともなく、快適に走ることができます。格好良いデザインのウェアに合うよう、正しいフォームで走る意識も高まるでしょう。
また、専用ウェアは、気持ちをジョギングモードに切り替えてくれます。普段、服装や化粧で気持ちを切り替えている人には特におすすめの方法です。
初心者が続けるコツ③健康やダイエットを目標にしない
・仕事で成果を出すのため、ストレスに負けない身体をつくる
・定年後に夫婦揃って日本中の山を登る
・自分に自信をつけて恋愛を楽しむ
・キレイに痩せて流行りの服装を着こなす
ジョギングは単調な動作の繰り返しなので、飽きやすく、いつでもサボることができます。そのため、初心者が続けるためには【自分にとって意味のある目標】を立てることが大切で、モチベーション維持のコツとなります。
初心者が続けるコツ④記録する
毎回走った距離や時間を記録することをおすすめします。時間や距離の記録方法は、手帳やノートに記録するやり方もありますが、最近ではジョギング・ランニングに特化したアプリもあります。自分に合った方法で、時間や距離を記録してください。
時間・距離以外にも、健康目的の方は血圧や心拍数、ダイエット目的の方は体重や体脂肪率も記録しましょう。自分の身体の変化を数字で把握することができるので、具体的な数値目標がある方にはおすすめです。是非入門期から記録し、身体の変化を感じてください。
初心者が続けるコツ⑤苦しい時はスロージョギング
また、初めて走る時はモチベーションもMAXの状態なので、多少ペースが速くても頑張れますが、だんだんと辛くなってきてしまいます。そんな時は、少し自分を甘やかして【スロージョギング】に切り替えましょう。スロージョギングとは、歩くくらいの速さで走るジョギングのことで、その効果も近年話題となっています。
初心者が続けるコツ⑥練習会や大会へ参加する
特に練習会はジョギング初心者におすすめで、基本のフォームや基礎知識やシューズの選び方・履き方まで指導してくれます。初心者向け・フルマラソン経験者向けなど、自分に合ったレベルを選べるため、初めてでも安心です。
初めて参加する大会は、緊張や不安でパフォーマンスが出せず、いい結果が出せないこともあるでしょう。しかし、その悔しさをバネに、次の大会に向けて頑張ろうという気持ちも生まれます。大会や練習会は、初心者ランナーのモチベーションアップに効果的です。記録や順位などの目標がないと続かない・競技スポーツ方が燃えるという方は、定期的に大会・練習会に参加しましょう。
ジョギング初心者が続けるための注意点
初心者がジョギングを続けるための3つの注意点
最初からスピードを上げると、後半の体力を保てません。また、最大心拍数の60~70%を保つのが、脂肪燃焼には最も効果的と言われています。初心者は、走り終わった後に、適度な疲労感・爽快感を感じられる程度のスピードを心掛けましょう。
【注意点②無理して走らない】
体調が悪い日・天候の悪い日は潔く休みましょう。自分を追い込みすぎると、かえってストレスを抱えてしまいます。辛い時は休みましょう。雨の日・強風の日なども無理して走らず、家でできる筋トレやヨガなどに切り替えましょう。
【注意点③休んでも自分を責めない】
気分が乗らない時や、忙しくて時間が作れない時など、ジョギングを休んでしまう日もあると思います。その後で罪悪感を感じたり、自分を責めてしまったり、自己嫌悪に陥る方もいるでしょう。その気持ちが自己に対する「諦め」に繋がり、続かない原因になることもあります。
ジョギングが続かない人は、気持ちの切り替えが上手くできていない可能性があります。
「ジョギングを休む=サボってしまった=自分には無理」と考えるのではなく、「ジョギングを休む=心身の充電期間=次からまた頑張れる」とゆうように、前向きに考えましょう。考え方ひとつでもモチベーションは保てます。
ジョギング初心者におすすめなウェアとは?
「初心者なのに服装だけ一丁前なのは気がひける…」
「続くかわからないのに服装にこだわる必要はない」
「どんな服装でも変わらない」
これらの理由で専用ウェアを買わないのはもったいないです。
ジョギング・ランニングウェアは、走る人のための専用ウェアですので、通気性・速乾性・ストレッチ性・フィット性に優れ、快適に走ることができます。機能性に優れた服装は、初めてのジョギングライフをサポートしてくれる存在となるでしょう。入門期から用意することをおすすめします。
ジョギング初心者が押さえたい服装のポイント
ジョギングウェアを初めて購入する方は、是非参考にしてください。
【初心者におすすめの服装ポイント】
・速乾性
・通気性
・防寒性
・蛍光性
初めてのウェアでは、まずこの4つを押さえてください。特に速乾性・通気性は重要です。ジョギングは自分が思っている以上に汗をかきます。速乾性・通気性のない服装は、ベタつき・蒸れ・冷えの原因となります。 また、夜走るという方は蛍光性が重要です。夜はランナーの姿が見えづらいため、自分の命を守るために服装はとても重要です。少し派手かな?と思うくらいの服装で丁度良いでしょう。
ジョギング初心者が押さえたいシューズのポイント
ケガの防止にも直結しますので、入門期からの準備がおすすめです。
初めてのランニングシューズ選びでは、以下のポイントを押さえて選びましょう。
【初心者におすすめのシューズポイント】
・クッション性
・フィット性
・蛍光性
ジョギング初心者では、膝や腰の痛みを軽減する正しいフォームで走れていない人が多く、十分な筋力も備わっていないはずです。 そのため、少ない筋力でも走り続けられる、クッション性・安定性に優れたシューズを選ぶ必要があります。ちなみに、軽量シューズはこれらの機能を削ぎ落した上級者向けのシューズなので、初心者にはおすすめできません。
ジョギング初心者におすすめなウェア
Tシャツは通気性と吸汗速乾に優れた素材を採用しているので、快適に運動に集中することができます。さらに加圧シャルに使われている素材のスパンデックス20%も配合しているのでボディの引き締め効果にもつながります。
レギンスは高伸縮素材で引き締め効果ありながらも脱ぐも簡単です。レギンスもTシャツ同様の素材のスパンデックスを使用しているので様々な体形にフィットしながら加圧効果を時間できます。
ショートパンツはメッシュ加工していて、大きなポケットがしっかりついています。そのため蒸れやすい腰の部分は蒸れずに涼しく、快適です。
初心者でもジョギングを楽しもう!
ジョギングは健康維持・ダイエット効果に優れた、初心者でも始めやすい運動です。
しかし、その効果を得るためには、ジョギングの基礎・基本、やり方・方法・注意点をしっかり把握して、安全に続ける必要があります。また、自分に適したペース・距離を把握するにも継続のポイントとなります。初心者はまず1日20~30分(3㎞~5㎞)を目安に走れる習慣をつけましょう。
初心者が続けるコツは、【続かない理由】をなるべく避けることです。今回紹介した内容を参考に、モチベーションをコントロールして、初めてのジョギングライフを楽しんでください。
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