2020年6月21日 更新

二段トスの上げ方とは?バレーボール初心者が知っておきたいコツとは?

二段トスは、味方のパスが乱れたときに後方やコート外から高くゆるく上げることが基本です。全身をバネのように使うと、バレーボール初心者でも比較的上げやすくなります。オーバーハンドでは手からヒザへ力を入れる方法、アンダーハンドでは重心のかけかたに練習ポイントを置くことが上達のコツです。

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バレーボールの二段トスとは?

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バレーボールの二段トスとは、セッターが正常な位置から上げるトス以外のすべてのトスです。

二段トスの多くは、乱れたパスボールを味方コート後方や外などから高く大きな軌道で打ちます。コートに立つプレーヤー全員が二段トスを打てるように練習が必要です。正確で打ちやすい二段トスをメンバー全員が習得していれば、ピンチをチャンスに変えることもできるため、勝利に欠かせない技といえます。

一般的なトスとの違い

一般的なトスとの大きな違いは、トスの出し手がセッター以外であることです。

バレーボールのトスは一般的にセッターがネットの近くから上げますが、二段トスは強いスパイクによるバスワークの乱れなどでセッター以外のプレーヤーが上げます。セッター以外が出し手ならば、どこから上げてもすべて二段トスです。またセッターでも、後方など通常とは異なる位置から上げたた場合には二段トスと呼びます。

二段の意味

二段トスの「二段」に明確な意味はありません。二段トスの語源は不明ですが、9人制バレーボール時代のなごりからくる2つの説が有力とされています。

・後方2列目(2段目)から上げられるトスの名称
・二段攻撃のためのトスの名称

二段トスを上げるポジションは?

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二段トスを上げる可能性があるポジションは、すべてのプレーヤーです。ただしエーススパイカーは上がった二段トスを打つことが多いため、ほとんど二段トスを上げる機会はありません。

リベロなどレシーブの上手なプレーヤーが安定した二段トスを積極的に上げることで、ピンチのときでも攻撃的なスパイクが可能となります。

二段トスの上げ方

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二段トスの上げ方は、味方の乱れを落ち着かせることを目的として、大きく・高くが基本です。二段トスのあいだに味方の立て直しを図るためには、場面ごとに二段トスの上げ方を工夫することが必要となります。

・サーブレシーが乱れた場面
・強打・フェイント・ブロックなどで乱れた場面

パターンごとに二段トスの上げ方をシュミレーションすれば、二段トスを攻撃的に使うことも可能です。

サーブレシーブからの二段トス

【強烈サーブによる二段トス】
強烈なサーブから乱された二段トスには、ボールの速さを緩める高さのある軌道が理想です。初心者はアンダーハンドで上げると狙い通りに打ちやすくなります。

【コースで乱れた二段トス】
コース狙いのサーブから乱された二段トスでは、打ち分け可能な高すぎない軌道が理想です。二段トスすべきボールが比較的遅いため、リベロがアタッカーの好みにあわせて打つと攻撃的な二段トスが狙えます。

スパイクレシーブからの二段トス

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スパイクレシーブからの二段トスには、高く大きく緩やかな上げ方がベストです。スパイクレシーブでは上げづらい回転がかかっている場合もありますので、初心者は基本に忠実にトスを上げます。

・ボールの落下地点に早く入る
・二段トスを上げたい方向を確認する
・天井に向かって大きな弧を描くように高く上げる
・パスが速すぎる場合には二段トスでスピードを吸収する

攻撃的に使う二段トス

攻撃的な二段トスの上げ方は、やや速くて高すぎない軌道が理想です。リベロなどがネット付近から上げる正確なトスであれば、アタッカーはタイミングを取りやすくなります。相手ブロックも確認しやすいため、速いトスの打ち分けも可能です。

味方チームにレシーブのウィークポイントがあったり、同じパターンで崩されることが多かったりするならば、二段トスからの攻撃パターンを練習することも有効な手段となります。

二段トスのコツ

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二段トスのコツは、全身でボールの力を受け止めて出すことです。オーバーハンドかアンダーハンドかは、自らの飛距離と精度にあわせて選択します。

・自分が二段トスを上げることをチームメイトにハッキリと主張する
・上げたい方向に体を向け、全身をバネのように使う
・振りぬきとコースの打ち分けがしやすいよう、トスはネットに近づけ過ぎない

オーバーハンドのコツ

【二段トス オーバーパス】超基本編!!【バレーボール】

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