2021年5月15日 更新

バレーボールの平行トスとは?打ち方やコツを簡単に解説

バレーボールの平行トスとは、アタッカーに対してネットに平行に直線的に上げるトスです。平行トスはブロック完成前に打てることがメリットで、バレーボールのコンビネーションで有効な得点手段の1つとなります。平行トスを打つコツはコンパクトなフォームでミートすることです。

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平行トスとは?

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バレーボールの平行トスとは、ネット上部の白い帯と平行気味の軌道に上げるトスです。レフト・ライト方向に大きな弧を描くオープントスよりも低く直線的なトスとなり、相手のブロックが最高到達点にいく前に打ち込めることが特徴です。

ブロックが完成する前にスパイクを打つことで、スパイク決定率を上げることができます。

平行トスのメリット

平行トスのメリットは2つあります。

・滞空時間が短いトスで、ブロックが完成する前に打つことができる
・大きく高いオープントスよりタイミングが合わせやすい


平行トスは滞空時間が短いことからブロック完成前に打つことができ、ボールミートのタイミングをとりやすい利点があります。大きく高いパスを打ち抜くにはパワーが必要ですが、パワー不足の選手もブロックが薄い位置から打ちこんで得点にすることが可能です。

平行トスのデメリット

平行トスのデメリットは2つあります。

・大きなフォームで打つ選手はボールに間に合わない場合がある
・セッターとアタッカーのコンビネーションが必須で、入念なコンビ練習が必要


セッターがトスを適正な高さでコンスタントに上げることができないと、平行トスの攻撃は実戦で得点に結びつきません。コンビバレーの1つの選択肢で使うため、打つ練習と並行してセッターのトスを安定させる練習が必要です。

平行トスのやり方

平行トスのやり方は、ボールを高く上げずに、親指で押し出すイメージで低い軌道でパス​をすることが重要です。低く飛ばすことだけでなく、トスボールに勢いがつき過ぎないことに注意しましょう。

平行トスの軌道は角度と距離感が大切です。ボールを正しくホールドして、常に適正な角度で上げることができないとスパイカーはミートポイントを見つけにくくなります。

平行トスの一連の流れ

平行トスを上げる流れはオープントスと同じで、レシーブボールの真下に入ることから始まります。

①レシーブされたボールの落下地点を確認して下に入る
②両手を準備して額の斜め上でボールを捉える
③手のひらの形を一定にして、上げる方向と角度に向けて低い軌道でボールを送り出す

平行トスはオープンのトスよりさらに軌道を安定させる必要があり、肘や指で調節せずに手首の角度で調節することをマスターしましょう。

平行トスのコツ

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平行トスのコツは、打ち手が一番打ちやすい角度と距離の感覚を体で覚えることです。

・ボールを捉えるタイミングを一定にする
・手首をやわらかく使い、ボールに勢いをつけずに押し出す

平行トスは速く低いことが絶対条件ですが、無駄な力を入れすぎるとトスボールが飛びすぎてコートをはずれます。適正な距離と高さを覚えることと柔らかくパスを上げることを意識して練習を重ねましょう。

平行トスを上げるタイミング

平行トスを上げるタイミングは、スパイカーが速いトスをを打てる体勢ができているときです。

平行トスを打つ選手はレフトとライトのウイングスパイカーで、オープンスパイクを打つときより早く助走を開始しなければなりません。セッターがスパイカーが打てる体勢かを目視し、相手ブロッカーがばらけ気味なときが、平行トスを上げるベストなタイミングです。

トスを上げるときの手の形と動かし方

平行トスを上げるときの手の形はバレーボールのオーバーハンドパスの基礎と同じです。

・両手を軽く開き、額の額の前で構える
・親指と人差し指で三角形を作り、左右均等の力でボールを捉える
・山なりのトスにせず、上げたい角度に指先を向けて親指でボールを押し出す

白帯と平行なトスにするために手首を使い角度をつけることがコツです。指だけで調整しないで、手首で角度を調節するとトスが安定します。

平行トスの打ち方のコツ

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平行トスの打ち方のコツは、腕の振りとフォームをコンパクトにして手首のスナップを使った打ち方をすることです。オープンスパイクを打つときの大きく振りかぶったフォームの打ち方をすると、速いトスに対応できません。

・助走開始はセッターの手からボールが離れた瞬間か少し前
・踏み切るときに腕を後ろに引きバックスイングをする
・ボールをよく見て、打つポイントめがけてコンパクトにスイングしてボールを打つ

平行トスを極めて得点をもぎ取ろう

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平行トスを活かした攻撃は、チームの機動力を生かしブロックの枚数を減らす有効な攻撃方法です。平行トスを上げる練習と打つ練習を重ねることで、チームのオフェンスの幅が広がります。

高く上がったオープントスが苦手なアタッカーも、低めのトスは打ちやすい場合もあります。平行トスの攻撃を練習して、チームの得点力をアップしましょう。
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