プレスバックのやり方とは?上手にプレッシャーをかけてボールを奪おう
サッカーのプレスバックとは、ボールを持った相手選手に自陣へ戻りながらプレッシャーをかけることです。プレスバックは相手の背後からプレッシャーをかけ、味方と相手を挟み込むことでボールを奪います。攻撃的選手の守備戦術で、サッカーの勝敗を大きく左右する重要なプレーです。
Writer
公式ライター Activel_director
サッカーのプレスバックとは?
守備者が前線から戻りながらおこなう戦術であるため、FWやMFの選手の役目です。攻撃ポジションの選手がプレスバックをすることで、常に数的優位の状態でディフェンスができたり相手のチャンスを潰したりできます。
サッカーのプレッシャー
守備側が厳しく距離を縮めるほど攻撃側のプレーを制限しやすくなり、ボールを奪える確率が必然的に上がります。
プレッシャーとプレスバックの違い
プレスの種類 | 守備方向 | 難易度 |
---|---|---|
通常のプレッシャー | 正面 | ☆ |
プレスバック | 後方 | ☆☆ |
プレスバックをする局面
プレスバックのやり方
①守備の始め方
②ボールの奪い方
③奪った後の攻撃方法
通常のディフェンスとは違い、守備者が自陣のゴールに向かいながらおこなう特殊なプレーです。1歩間違えればピンチを広げることになりかねないので、必要以上にやり方に注意してプレーすることが重要です。
プレスバックの流れ
①ボールを持った選手を後方から追いかける
②味方と連携して奪う
③奪った後に素早く攻撃につなげる
相手選手にプレスをかけてボールを奪い、次の攻撃に繋げるまでがプレスバックをおこなう選手の役割です。最終的な目的をイメージしながらプレーすることをおすすめします。
プレスバックの始め方
ボールの奪い方
2人で守備をするためボールを奪える確率が上がりますが、懸念されることはお互いが人任せになり2人とも抜かれてしまう可能性です。緻密な連携を取りながらボールを奪うことをおすすめします。
ボールを奪った後の攻撃方法
ボールを取り返されてしまっては元も子ないので、難しいプレーは選択せずにパスで局面を打開します。
・味方と連携し、相手を挟み込んでボールを奪う。
・ボールを奪ったら、味方にいち早くパスする。
サッカーのプレスバック練習方法
【練習方法例】
・練習方法①基本編(守備2対攻撃1のプレス練習)
・練習方法②実践編(6対6の4ゴールゲーム)
守備する選手同士の連携がとても重要なプレーであるため、チームで練習していくことが最も効果的です。
練習方法①基本編(守備2対攻撃1のプレス練習)
やり方は、コーチがパスしたら攻撃選手はコーン間に向かってドリブルを開始し、守備側は相手を挟み込む形でボールを奪いにいきます。味方と連携して相手のボールを奪う入門的なトレーニングです。
練習方法②実践編(6対6の4ゴールゲーム)
プレスバック練習方法(6vs6の4ゴールゲーム)
やり方は後ろ4人と前2人でラインをつくり、攻撃側は前方のゴールにシュート、守備側は6人で協力してボールを奪いにいきます。瞬時に状況を見極めて、プレスバックする習慣づけができるトレーニングです。
プレスバックの戦術的意義
リヴァプールの名将クロップ監督は、点を取るだけのFWは必要ないと言及するほど攻撃的選手に守備力を求めています。攻撃的選手の積極的なプレスバックは、現代サッカーでは欠かせない守備戦術の1つです。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。