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Dクイックとは?バレーボールのクイックの具体的なやり方を解説!

Dクイックとは?バレーボールのクイックの具体的なやり方を解説!

Dクイックとは、セッターが後方1~3mに上げた平行トスをクイックする速攻攻撃です。ブロード攻撃とも呼ばれる難しい技で、アタッカーはトスが上がる瞬間に動き出し、相手を見極めて方向・緩急を打ち分ける必要があります。Dクイック成功のカギは、セッターとアタッカーとのコンビネーションです。

2021.12.16 バレーボール

Dクイックとは?

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Dクイックとは、ライト側のアンテナ近くに上がったトスをアタックする速攻攻撃です。現在では、アタッカーが移動しながら打つブロード攻撃がDクイックの主流となります。4種類のクイック攻撃の中で最も難易度の高い技です。

身体能力と背丈がある男子の試合では効果が薄くあまり使われませんが、女子バレーボールではブロックを乱す重要な技となります。

Aクイックとの違い

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Aクイック Dクイック
トスの方向 セッター前方 セッター後方
トスの長さ ~1m 1~3m
ボールの軌道 半弧 ネットと平行
Aクイックはセッターが自分の目の前に速い弧状のトスを上げてアタッカーが弧の頂点で叩きつけるように真下に打つ速攻攻撃です。また、Dクイックはセッターが後方の遠い位置にネットと平行に上げたトスをアタックする速攻攻撃です。

Aクイックは相手ブロックを速さで凌ぐのに対し、Dクイックは場所取り・打ち分けで凌くことを目的とします。

Bクイックとの違い

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Bクイック Dクイック
トスの方向 セッター前方 セッター後方
トスの長さ 1~3m
ボールの軌道 ネットと平行
BクイックとDクイックの違いは、トスがセッターの前方・後方のどちらに上がるかのみです。同じ軌道・速さ・距離のトスを上げるため、体を反らせる必要があるDクイックのほうが難易度が上がります。

どちらもネット前を広く使うため、相手のブロックを外すことに有益です。

Cクイックとの違い

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Cクイック Dクイック
トスの方向 セッター後方
トスの長さ ~1m 1~3m
ボールの軌道 半弧 ネットと平行
CクイックとDクイックの違いは、トスの長さです。両方ともセッターから直接見えない位置に上げるため、アタッカーとのコンビネーションが重要となります。

Cクイックはセッターとアタッカーの距離が近いため意志の疎通がしやすい一方、Dクイックは離れているためアタッカーが意識して確実に合図を出すことが必須です。
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Dクイックのやり方

バレーボール/Dクイック【バレCH#209】

Dクイックを効果的にやるには、3つのポイントがあります。

・相手ブロックを乱す効果的な場面での繰り出し
・相手に見破られないトス
・相手の穴を見破るアタック

Dクイックが4つのクイックの中で最も難しい理由は、トスを上げる位置と滞空時間の長さにあります。セッターがアタッカーを目視出来ない状態でトスを正確に上げ、アタッカーが素早い判断で相手の隙をつくことが必要です。

繰り出すタイミング

Dクイックは、相手ブロックを分散させたいときにやると効果的です。コートの端から打つので、強めのアタックや空きスペースへフェイントなど相手を揺さぶりたいときも使えます。

また、ボールの軌道・セッターの体位が似ているCクイックをおとりにDクイックを繰り出すことが可能です。DクイックをBクイックと合わせて試合を組み立てれば、相手ブロックを左右に大きく振ることになります。

トスのあげ方

セッター必見!ライト平行トスを安定させるコツと練習方法【バレーボール】

Dクイックのトスには、速さ・高さ・位置の正確さが大切です。

①ボールの下に素早く入る
②ジャンプし頭より上でボールを捉える
③体を反らし親指でボールの軌道を意識しながら、後方へネットと平行なボールをやや強めに出す

トスを上げた後、セッターは体勢を素早く整えてブロックフォローに入ります。バランスを崩したり、ボールの軌道を追ったりして出遅れることのないよう注意が必要です。
バレーボールのセッターは、一般的にレフト側を向いてトスを上げます。よってA・Bクイックはレフト側から、C・Dクイックはライト側からの攻撃です。ただしセッターがライト側を向いてトスを上げる場合には、各クイックのアタッカー位置も左右反転します。

クイックの打ち方

【バレーボール】ブロードスパイクの打ち方をインタビューしました!!

Dクイックを打つときは、相手のいる位置を一瞬で見極めることが重要です。アタッカーの動き出しがトスと同タイミングになるので、相手ブロックの位置や動きの遅れを確認したうえで打つことができます。

①セッターに合図を出す
②セッターがトスを上げた瞬間に動き出す
③ボールの落下地点を意識してネットに近づき過ぎないようにジャンプ
④相手ブロックを確認し、ブロックを避ける位置に打つ

Dクイックのコツ

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Dクイックは、速いトスまわし・相手の隙を突いたアタック・出し手と受け手のコンビネーション​が最大のポイントです。

球の威力で打ち勝つ必要はありません。相手の読みを欺き、適切なタイミングで相手コートの空いている場所に決めることが重要です。

速攻性のあるトスのコツ

・トスするボールの落下地点に素早く入る
・受けるボールの軌道でDクイックのトス出しが可能か見極める
・コート上の自分の位置を認識する
・アタッカーからトス出しの合図をもらう
・ボールがミートするタイミングで体の支点と手首がぶれないようにする

Dクイックでの速いトスは、相手のブロックを乱すことにつながります。ただし無理な体勢で精度の低いDクイックを打つことは味方を乱すことにつながり逆効果です。

決まるスパイクのコツ

Dクイックのスパイクは、動き出しからミートさせるまでの動作をスムーズにすることがコツです。動きながら相手コートの隙を確認して狙います。

・セッターがトスを上げる位置を確認する
・腕の振りをやや大きめにする
・踏み切りをブレさせない
・相手ブロッカーの位置取りをチェックする
・強打・ブロックアウト・フェイントなど有効な攻撃パターンを見極める
・上がってきたトスをボールの中心でミートさせる

コンビネーションのコツ

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・試合前に相手に有効な攻撃パターンを確認をしておく
・お互いの距離間・位置取りを感じ取る
・練習通りの動きをする

試合でDクイックを打つ場合には、練習となるべく同じことができるか否かで成功率が変わります。イレギュラーなパス回し中には、特にアタッカーからセッターへもらいたいトスの指示をすることが大切です。

Dクイックの練習方法

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Dクイックの練習で最も重要なのはセッターとアタッカーのコンビネーションです。

目で意志の疎通が図れない攻撃方法なため、練習の時点であらゆるパターンを想定し、コンビネーションを図ります。個々の技の練習は、コンビネーションを実現するために必要です。

セッターがする練習

Dクイックのトスは、高さや速さをアタッカーの背丈やクセに合わせます。

【基礎】
①前方からボールを上げやすく投げてもらい、バックトスする
②感覚がつかめたら、出す先にカゴを置いて入れる練習をする
③動画撮影で、トスとネットの高さ・ボールの軌道をチェックする

【応用】
④動画撮影でCクイックのフォームと見比べ、同じフォームにする
⑤サーブレシーブや相手陣地からのスパイクをバックトスし、確認する

アタッカーがする練習

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アタッカーは、壁打ちや踏みきりなどの基礎練習が1人で可能です。

【基礎】
①Dクイックを打つ位置にトスを上げてもらい、助走してボールを芯で捉える
②感覚がつかめたら、同様の助走でブロックアウトとフェイントの練習

【応用】
③動画撮影で①と②のフォームを比べ、相手に見破られないようフォームを類似させる
④相手を置き、ストレート・クロス・フェイント・ブロックアウトを打ち分ける

コンビネーションを磨く練習

セッターはアタッカーごとに打ちやすいトスの高さ・距離・速さを合わせてコンビネーションの練習をします。コンビネーションには最も練習時間が必要です。

【基礎】
・Dクイックの基本的なトスとアタックのタイミングを合わせる
・アタッカーごとに最もアタックしやすい場所・高さ・タイミングを調整する
・上げにくいボールをトスし、アタッカーとの息を合わせる

【応用】
・Cクイックとも合わせたコンビネーションを確認する

Dクイックで試合を優位にすすめよう!

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Dクイックは、長いバックトスをクイックする難しい技です。決まれば相手のブロックを乱して試合の流れを掴めます。

安定したトスやクイックを打つための個人練習と、あらゆるパターンを考慮したコンビネーション練習をすることで確実に試合で効果的に活用することが可能です。コンビネーション練習を中心とした合理的なメニューを組んで、使えるDクイックを習得しましょう。

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