2020年6月14日 更新

Dクイックとは?バレーボールのクイックの具体的なやり方を解説!

Dクイックとは、セッターが後方1~3mに上げた平行トスをクイックする速攻攻撃です。ブロード攻撃とも呼ばれる難しい技で、アタッカーはトスが上がる瞬間に動き出し、相手を見極めて方向・緩急を打ち分ける必要があります。Dクイック成功のカギは、セッターとアタッカーとのコンビネーションです。

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Dクイックとは?

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Dクイックとは、ライト側のアンテナ近くに上がったトスをアタックする速攻攻撃です。現在では、アタッカーが移動しながら打つブロード攻撃がDクイックの主流となります。4種類のクイック攻撃の中で最も難易度の高い技です。

身体能力と背丈がある男子の試合では効果が薄くあまり使われませんが、女子バレーボールではブロックを乱す重要な技となります。

Aクイックとの違い

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Aクイック Dクイック
トスの方向 セッター前方 セッター後方
トスの長さ ~1m 1~3m
ボールの軌道 半弧 ネットと平行
Aクイックはセッターが自分の目の前に速い弧状のトスを上げてアタッカーが弧の頂点で叩きつけるように真下に打つ速攻攻撃です。また、Dクイックはセッターが後方の遠い位置にネットと平行に上げたトスをアタックする速攻攻撃です。

Aクイックは相手ブロックを速さで凌ぐのに対し、Dクイックは場所取り・打ち分けで凌くことを目的とします。

Bクイックとの違い

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Bクイック Dクイック
トスの方向 セッター前方 セッター後方
トスの長さ 1~3m
ボールの軌道 ネットと平行
BクイックとDクイックの違いは、トスがセッターの前方・後方のどちらに上がるかのみです。同じ軌道・速さ・距離のトスを上げるため、体を反らせる必要があるDクイックのほうが難易度が上がります。

どちらもネット前を広く使うため、相手のブロックを外すことに有益です。

Cクイックとの違い

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Cクイック Dクイック
トスの方向 セッター後方
トスの長さ ~1m 1~3m
ボールの軌道 半弧 ネットと平行
CクイックとDクイックの違いは、トスの長さです。両方ともセッターから直接見えない位置に上げるため、アタッカーとのコンビネーションが重要となります。

Cクイックはセッターとアタッカーの距離が近いため意志の疎通がしやすい一方、Dクイックは離れているためアタッカーが意識して確実に合図を出すことが必須です。

Dクイックのやり方

バレーボール/Dクイック【バレCH#209】

Dクイックを効果的にやるには、3つのポイントがあります。

・相手ブロックを乱す効果的な場面での繰り出し
・相手に見破られないトス
・相手の穴を見破るアタック

Dクイックが4つのクイックの中で最も難しい理由は、トスを上げる位置と滞空時間の長さにあります。セッターがアタッカーを目視出来ない状態でトスを正確に上げ、アタッカーが素早い判断で相手の隙をつくことが必要です。

繰り出すタイミング

Dクイックは、相手ブロックを分散させたいときにやると効果的です。コートの端から打つので、強めのアタックや空きスペースへフェイントなど相手を揺さぶりたいときも使えます。

また、ボールの軌道・セッターの体位が似ているCクイックをおとりにDクイックを繰り出すことが可能です。DクイックをBクイックと合わせて試合を組み立てれば、相手ブロックを左右に大きく振ることになります。

トスのあげ方

セッター必見!ライト平行トスを安定させるコツと練習方法【バレーボール】

Dクイックのトスには、速さ・高さ・位置の正確さが大切です。

①ボールの下に素早く入る
②ジャンプし頭より上でボールを捉える
③体を反らし親指でボールの軌道を意識しながら、後方へネットと平行なボールをやや強めに出す

トスを上げた後、セッターは体勢を素早く整えてブロックフォローに入ります。バランスを崩したり、ボールの軌道を追ったりして出遅れることのないよう注意が必要です。
バレーボールのセッターは、一般的にレフト側を向いてトスを上げます。よってA・Bクイックはレフト側から、C・Dクイックはライト側からの攻撃です。ただしセッターがライト側を向いてトスを上げる場合には、各クイックのアタッカー位置も左右反転します。

クイックの打ち方

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