フリーランニングとは?やり方などを初心者向けにご紹介!
フリーランニングとはどういうスポーツなのか?パルクールやフリーランニングとの違いは?フリーランニングをしてみたいけどやり方が分からない…そんな初心者のために、フリーランニングとはどういうスポーツで、どのように始めれば良いのかを、一から詳しく解説します!
Writer
公式ライター みかん?
フリーランニングとは?
そしてフリーランニングとは、様々なスポーツから自由に技を取り入れて活用することが出来ます。主に活用されるスポーツはトリッキングですが、フリーランニングとは全然違うスポーツです。
日本でフリーランニングが普及し始めた時期とは、Red Bull主催の日本で唯一のパルクール、フリーランニングの世界大会、Red Bull Art of Motion Yokohama2011で、パルクールアスリートでありパフォーマーのZENさんが活躍したことにあります。
パルクールパフォーマーのZENさんとは、今年の中国で開催された世界大会で2位に輝くなど、毎大会で実績を残しており、日本のフリーランニング界のレジェンドと言っても過言ではありません。
パルクールとどう違うの?
【パルクール】
パルクールとは、A・B・Cの地点があったとして、Cを目標として走る場合、B地点は無視し、出来るだけ速く、無駄な動きをせずに目標地点に辿り着くスポーツです。
【フリーランニング】
フリーランニングとは、A・B・C地点がそれぞれあれば、B地点に寄り道し自分のやりたいアクロバティックな技を自由に行いながらC地点に辿り着き、その技の難易度を測るスポーツです。
このようにフリーランニングとは、自分自身の身体能力を自由に表現することを目的としているので、「ルールに縛られたスポーツは苦手!」という方にはおすすめとなります。
トリッキングとどう違うの?
【フリーランニング】
フリーランニングとは、技の難易度を競いながらA地点B地点C地点など、目標の地点が存在します。そして、フリーランニングとは、パルクールをより自由化したスポーツで、パフォーマー向けの障害物を使った技を重視する傾向があります。
【トリッキング】
トリッキングとはそもそも目標の地点はありません。トリッキングとは、XMAをより自由化してパフォーマー向けに作られたスポーツであり、蹴り技を重視する傾向があり
つまり、障害物とか使うアクロバットなスポーツがフリーランニング。平地でのアクロバットを目的としているのがトリッキングとなります。
フリーランニングを始める前に確認すべき3つのこと
フリーランニングでは、自分がおこなう動作を客観視することができないと、なかなか上達ができません。このようなにフリーランニングの具体的なやり方を知る前に、フリーランニングを始める前に確認すべきことを3つ解説します。
自分の身体能力を知る
フリーランニングを始めようと思っている初心者の方は、自分が何ができて、何ができないのかを知るために1人ではなく、仲間を見つけ客観的に自分の動作を見れるようにしましょう。
その上で、自分には何が足りないのか?何をすればいいのかを自問自答してレベルアップする必要があります。
自分の限界を常に測れるようにする
自分を客観視することが出来ないということは、フリーランニングの技でどんなやり方をすれば良くなるのか、どんな着地の取り方をすればいいのかを深く考えきれていないことになります。
自分を客観視出来ない人は、その現段階では習得することが出来ない技を、無理に練習しようとするのです。
初心者で、基礎技のやり方、着地を知らないのに難しい技をやっても上達は遅くなるだけです。
この様にフリーランニングとは、自分を客観視する能力を持ち、常に自分の限界を知る必要があるのです。
一日の練習に結果を求めすぎないようにする
なので、技のやり方が間違っていた時に、技のやり方を教えてくれる人が少ないと思います。
その状態で、練習仲間に先を追い越されていくと、自然と焦りが出て来ますが、間違った技のやり方をしている状態、自分を客観視出来ない状態でむやみやたらに練習するのは効率が悪いので、調子が悪い時こそ冷静に、自分よりも上手い人を観察して下さい。
結果は継続することにより付いてきます。
すぐには出来ないと考えていた方がリラックス出来て良いでしょう。
フリーランニングの練習するための4つの考え方とは?
元から運動能力が高い人とは、初心者の段階で、基礎技辺りまではやり方をあまり深く考えずに出来るようになると思いますが、そこから一度大きなスランプに陥ります。
ここからは、フリーランニングをスタートする上での練習についての考え方を解説します。
①基礎となる身体の動かし方を覚える
例えば・・・
歩行するときに身体がよろめいたり、片足で立つのにバランスが取れなかったりすることは、自分の意思と身体が違う動きをしている状態です。
この状態で、仮にフリーランニングの技の練習をしたとしても、1回1回の技の形がばらつき、安定しにくくなり、初心者の時に変な癖が付いてしまう可能性があります。
はじめるにあたって大事なことは、ウォーキングフォームやランニングフォームなどを見直し、効率の悪い動きをしていたら正しい動きを身体に改めて覚えさせることです。
②まずはパルクールの基礎が出来るようになろう!
フリーランニングとは、パルクールの基礎の動きによって成り立つスポーツです。よってフリーランニングは、パルクールができなければフリーランニングはできません。言い換えるとパルクールができれば出来るほどフリーランニングの技の幅が広がります。
③トリッキングの動きを活用してみよう!
パルクールパフォーマーで有名なZENさんも、トリッキングをやっていて、トリッキングの全国大会に出場し優勝しています。パルクールパフォーマーのZENさんのアクロバティックな動きは、トリッキングをベースとした身体能力を武器に、フリーランニングを行っています。
フリーランニングの基礎を学ぶ上で、多くがトリッキングの動きを活用しているのでチェックしてみましょう。
④経験を積んで恐怖心を無くしていこう!
ただ、フリーランニングという競技性では、”恐怖心がある=怪我を怖がる”に繋がりますので大きな怪我をせずすみますので、恐怖心を持つこと自体は非常に重要です。そのため、ある程度の恐怖心を持つことも意識しましょう。
実際パルクールパフォーマーので有名なZENさんも、テレビのインタビューではいつもビビりだと言っています。
フリーランニングを始める為に必要なアクロバット技
アクロバットの技を練習をするには、きちんと段階を踏んでいかないと、着地が分からずに危険であったり、上達しにくいなどの障害が立ち塞がるので、基礎からコツコツと技の練習をするのをおすすめします。
今回紹介する技のやり方とは、初心者が応用まで繋げれるおすすめの基礎技のやり方を紹介するので、応用で行き詰まらないように、技が出来るようになっても、定期的に練習するようにしてください。
側転
この技は地面に垂直になるように回転する技で、この技をマスターすると、様々な技に派生出来るようになるので、やり方を覚えることをおすすめします。
側転のやり方とは、自分の利き手じゃない方の手から地面に両手をバラバラに付き、利き足を思いっきり空中に振り上げ、勢いを残したまま着地するというやり方が初心者にはおすすめです。
【ACROBAT】アクロバット:側転 RISING Dance School ZEN cartwheel
ロンダート
この技は、側転と技のやり方の共通点があります。
ロンダートのやり方とは、前を向き、右利きの人は左手を先に地面に付きにいきます。
その次の右手を付く瞬間に、右足を大きく空中に振り上げ、上がったと同時に、右手をロンダートを始めた向きに付き、両足同時に着地するやり方がおすすめです。
この技とは、タンブリング技で結構使います。
なので、タンブリング技が好きな人は、絶対に覚えておくべき技です。
【ACROBAT】アクロバット:ロンダート RISING Dance School ZEN RONDAT
ロンダートの形ややり方が分からない人におすすめの動画です。
飛び込み前転
飛び込み前転が出来ると、Dive Full Roll(飛び込み前転1回捻り)など、前宙まで派生出来ます。
しかしこの技は、ただ単に前転すればいい訳では無く、柔道の受け身の様に斜めに入り、衝撃を受け流すやり方がおすすめです。
飛び込み前転の練習方法とは、まず普通の前転をして、徐々に自分の足と手の距離が遠くなるように前転します。
いきなり距離を離そうとすると、感覚がまだ身に付いていないので、失敗すると思います。
How to DIVE ROLL – Parkour Tutorial
飛び込み前転は英語で、Dive Rollと呼びます。
飛び込み前転の形ややり方が分からない人におすすめの動画です。
バク転
バク転も、ロンダートから繋げられる技で、片手バク転、Back Layout(後方伸身宙返り)などに派生することが出来ます。
この技は、初心者の内は練習するのがとても怖いと思うので、今回は、バク転のおすすめのやり方を2つ紹介します。
まず一つ目のやり方とは、マカコから覚えるやり方で、後ろ向きから側転を始め、段々と跳ぶ方向を縦にしていくというやり方があります。
このやり方は、習得に時間が掛かりますが、安全に練習できるのでおすすめです。
もう1つのやり方とは、マットを使い、バク転をするやり方で、両腕を引き、膝を曲げ、曲げた膝の角度が、90度の角になるようにします。
そして真上に跳ぶのではなく、後ろに思いっきり両腕を振り上げ、首を返し地面を見に行き、両腕が地面に付いたら、両腕で地面を押し上げて身体が起き上がり、着地するといったやり方です。
【ACROBAT】アクロバット:バック転 RISING Dance School ZEN Back Handspring
バク転の形ややり方が分からない人におすすめの動画です。
ハンドスプリング
ハンドスプリングのやり方とは、まず倒立をし、そこから前転をするやり方で、感覚を掴むやり方がおすすめです。
段々それに慣れてきたら、次に倒立から両腕を押し上げる練習をし、走って利き足を振り上げ、足が倒立のように上がりきるまで待って、地面を両腕で押し上げ、回転して着地します。
ハンドスプリングは小さい頃からよくやるアクロバット技ですが、着地がしゃがんだ状態だと成功とは言えません。
【ハンドスプリンング講座】(転回)誰でも1日で出来る! ハンドスプリング(転回)やり方!
ハンドスプリングの形ややり方が分からない人におすすめの動画です。
バタフライキック
では、何故バタフライキックを習得すべきかというと、バタフライキックとは、捻ることによりバタフライツイストになります。この技はよくフリーランニングで見るものです。
バタフライキックのやり方とは、身体の体制をなるべく低くし、両腕を思いっきり上に引き上げると同時に、自分の利き足を思いっきり振り上げ、左足を地面から離し、身体を空中に平行に保ち、右足から着地します。
How To BUTTERFLY KICK – Free Running Tutorial
バタフライキックの形ややり方が分からない人におすすめの動画です。
フリーランニングでは自分自身が一番の敵!
そうなると焦り、冷静さを失い、自分を客観視出来なくなる場合がありますので、焦ることはあまりおすすめしません。周りよりも自分が劣っているということは、自分自身の練習のやり方に問題があったから上達がしにくくなっている為、自分を見つめ直すことをおすすめします。
何が原因で自分の上達が遅れているのかが理解でき、その理解を持続させることが出来ます。このようにフリーランニングとは、自分自身が一番の敵ということができます・
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側転の形ややり方が分からない人におすすめの動画です。