サッカーの強い高校ランキングTOP10!全国屈指の強豪高校はどこだ?
サッカーの強い高校の特徴は、一貫した指導力と練習環境にあります。特に強い高校は関東の千葉県・神奈川県・静岡県に多く存在しています。代表的なサッカーの強豪高校は本田裕一郎監督ひきいる流通経済大柏高校が有名で、毎年多くの強い能力の高い選手が集まります。
2022.10.20
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サッカー
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サッカーの強い高校ランキング第10位
大阪桐蔭高校
公立私立 | 私立高校 |
創部 | 2005年 |
選手権 | 3回戦 |
インターハイ | 4強1回 |
主な出身選手 | 阿部浩之・三浦弦太 |
大阪の強豪校として知られる大阪桐蔭高校サッカー部は、創部2005年と比較的新しいですが、2007年には大阪府の王者に輝く、サッカーの強い高校です。
ティエリ・アンリ選手など、フランス代表選手を育てたクロード・デュソー氏の帯同で、海外研修に参加するなど本格的なトレーニングを実施し、動いてサッカーをするということをテーマに、常にスピーディーなサッカーを展開しています。東海大仰星高校、履正社などライバル校も躍進していますが、大阪桐蔭の近代的なトレーニングで対抗し、サッカーの強い高校としてその名を轟かせています。
ティエリ・アンリ選手など、フランス代表選手を育てたクロード・デュソー氏の帯同で、海外研修に参加するなど本格的なトレーニングを実施し、動いてサッカーをするということをテーマに、常にスピーディーなサッカーを展開しています。東海大仰星高校、履正社などライバル校も躍進していますが、大阪桐蔭の近代的なトレーニングで対抗し、サッカーの強い高校としてその名を轟かせています。
大阪桐蔭"加速するサッカー"がピッチを支配する【サッカー】
サッカーの強い高校ランキング第9位
桐光学園高校
公立私立 | 私立高校 |
創部 | 1978年 |
選手権 | 準優勝1回・4強1回 |
インターハイ | 準優勝1回・4強2回 |
主な出身選手 | 中村俊輔・藤本淳吾・本田拓也 |
神奈川県の桐光学園サッカー部は、元日本代表の10番を背負ったファンタジスタと呼ばれる中村俊輔の出身校として有名で、全国高校サッカー選手権、インターハイではコンスタントに成績を残している強い高校です。
バランスに優れた4-4-2のフォーメーションを採用し、複数人でボールホルダーを囲んで確実にボールを奪って素早い攻撃を仕掛ける戦術が特徴です。
完成度の高さは高校世代屈指と言われ、攻撃はボールを奪ってからのカウンター、または、最終ラインからサイドへのロングフィードが起点となり、FW、MF、SBの3人がドリブルとパスを組み合わせたコンビネーションからクロスを合わせるパターンが多く見受けられます。
バランスに優れた4-4-2のフォーメーションを採用し、複数人でボールホルダーを囲んで確実にボールを奪って素早い攻撃を仕掛ける戦術が特徴です。
完成度の高さは高校世代屈指と言われ、攻撃はボールを奪ってからのカウンター、または、最終ラインからサイドへのロングフィードが起点となり、FW、MF、SBの3人がドリブルとパスを組み合わせたコンビネーションからクロスを合わせるパターンが多く見受けられます。
サッカーの強い高校ランキング第8位
武南高校
公立私立 | 私立高校 |
創部 | 1965年 |
選手権 | 優勝1回・準優勝1回・4強2回 |
インターハイ | 準優勝1回・4強2回 |
主な出身選手 | 大熊裕司・石川康 |
武南高校は埼玉県屈指の強豪校で、全国高校サッカー選手権では優勝1回、準優勝1回、4強2回を成し遂げ、インターハイでも準優勝1回、4強2回を誇る名門です。
埼玉県でサッカーの強い高校と言えば、必ず名前が上がるほどの知名度で、様々なプロサッカー選手を輩出してきました。その根底にあるのは人工芝の広いグラウンドにあり、練習環境は文句なしです。
近年では全国大会への道は閉ざされていますが、それでも未だに部員数は200名前後で、埼玉県大会でも常に優勝候補の一角として名前が挙がる強い高校です。古豪復活を狙う武南高校から目が離せません。
埼玉県でサッカーの強い高校と言えば、必ず名前が上がるほどの知名度で、様々なプロサッカー選手を輩出してきました。その根底にあるのは人工芝の広いグラウンドにあり、練習環境は文句なしです。
近年では全国大会への道は閉ざされていますが、それでも未だに部員数は200名前後で、埼玉県大会でも常に優勝候補の一角として名前が挙がる強い高校です。古豪復活を狙う武南高校から目が離せません。
サッカーの強い高校ランキング第7位
青森山田高校
公立私立 | 私立高校 |
創部 | 1970年 |
選手権 | 優勝2回・準優勝1回・4強2回 |
インターハイ | 優勝1回・4強3回 |
主な出身選手 | 室屋成・柴崎岳 |
青森山田は1996年から毎年全国高校サッカー選手権大会に出場している、青森県では敵なしの強豪校です。全国高校サッカー選手権では優勝2回、準優勝1回、4強2回をほこり、インターハイでは優勝1回、4強3回を誇る名門校として知られています。
中盤に、技術的に優れリーダーシップのある選手を置いており、柴崎岳など優秀な選手を育成しています。また、青森山田の代名詞と呼ばれるほどロングスローを得意としています。
セットプレーでは長身の選手をゴール前に集め、競り合ったこぼれ球から得点を挙げるシーンを多く見かけます。高校サッカーでは多くのチームが取り入れるきっかけを作ったと言われるサッカーの強い高校です。
中盤に、技術的に優れリーダーシップのある選手を置いており、柴崎岳など優秀な選手を育成しています。また、青森山田の代名詞と呼ばれるほどロングスローを得意としています。
セットプレーでは長身の選手をゴール前に集め、競り合ったこぼれ球から得点を挙げるシーンを多く見かけます。高校サッカーでは多くのチームが取り入れるきっかけを作ったと言われるサッカーの強い高校です。
【2019高校サッカー選手権】青森山田VS流通経済大柏【決勝】
サッカーの強い高校ランキング第6位
流通経済大柏高校
公立私立 | 私立高校 |
創部 | 1985年 |
選手権 | 優勝1回・準優勝2回・4強2回 |
インターハイ | 優勝2回・準優勝2回・4強2回 |
主な出身選手 | 比嘉祐介・関川郁万他 |
千葉県の流通経済大柏高校サッカー部は、それまで千葉県で最も強いとされてきた市立船橋高校の地位を脅かす存在として台頭してきた強豪校です。
サッカー部の強化が始まったのは2000年からで、流通経済大学は強化が進んでいましたが、高校のサッカーも強化を目指し当時習志野高校で指揮を執っていた本田裕一郎氏を監督として招待し、流通経済大柏高校の快進撃が始まりました。
ズバ抜けた攻撃力がめだちますが、実は堅実な守備が売りで、鹿島アントラーズへの入団を果たした関川郁万など素晴らしいディフェンダーを育成したサッカーの強い高校です。
サッカー部の強化が始まったのは2000年からで、流通経済大学は強化が進んでいましたが、高校のサッカーも強化を目指し当時習志野高校で指揮を執っていた本田裕一郎氏を監督として招待し、流通経済大柏高校の快進撃が始まりました。
ズバ抜けた攻撃力がめだちますが、実は堅実な守備が売りで、鹿島アントラーズへの入団を果たした関川郁万など素晴らしいディフェンダーを育成したサッカーの強い高校です。
【第96回全国高校サッカー選手権準決勝】流通経済大柏vs矢板中央 ハイライト
ポイント!
本田裕一郎監督は、勝利から逆算したハイプレスと豊富な運動量、守備力を重視したサッカーを展開し、私学である特徴を活かして、選手寮を完備、スポーツ推薦制度を利用し全国から優秀な選手を集めました。
近年では欧州での育成の視察を積極的に行い、世界の最新サッカーのトレンドを掴み、積極的にチームに取り入れています。
本田裕一郎監督は、勝利から逆算したハイプレスと豊富な運動量、守備力を重視したサッカーを展開し、私学である特徴を活かして、選手寮を完備、スポーツ推薦制度を利用し全国から優秀な選手を集めました。
近年では欧州での育成の視察を積極的に行い、世界の最新サッカーのトレンドを掴み、積極的にチームに取り入れています。
サッカーの強い高校ランキング第5位
星稜高校
公立私立 | 私立高校 |
創部 | 1967年 |
選手権 | 優勝1回・準優勝1回・4強3回 |
インターハイ | 準優勝1回 |
主な出身選手 | 本田圭佑・鈴木大輔 |
石川県の星稜高校は、1999年から18大会連続で全国高校サッカー選手権に出場するという偉業を成し遂げた全国大会常連校です。選手権優勝1回、準優勝1回、4強3回、インターハイは準優勝1回を誇る名門中の名門で、出身OB選手では本田圭佑が有名な強い高校です。
星稜高校サッカー部の強さの秘密は、恵まれた練習環境にあります。週6回一日2時間程度行われる練習は、転倒時の擦過傷を最小限におさえるために、クッション性に優れた人工芝仕上げの多目的グラウンドを使用し、夜間の練習のためにグラウンドには6基の照明があります。
また、県外から入部している選手には寮も設けられているためサッカーをする環境は文句ありません。
星稜高校サッカー部の強さの秘密は、恵まれた練習環境にあります。週6回一日2時間程度行われる練習は、転倒時の擦過傷を最小限におさえるために、クッション性に優れた人工芝仕上げの多目的グラウンドを使用し、夜間の練習のためにグラウンドには6基の照明があります。
また、県外から入部している選手には寮も設けられているためサッカーをする環境は文句ありません。
星稜×市立船橋 ベスト4へ 第83回全国高校サッカー選手権大会
サッカーの強い高校ランキング第4位
前橋育英高校
公立私立 | 私立高校 |
創部 | 1964年 |
選手権 | 優勝1回・準優勝2回・4強4回 |
インターハイ | 優勝1回・4強3回 |
主な出身選手 | 山口素弘・松田直樹・青木拓矢 |
前橋育英高校は群馬県代表として全国高校サッカー選手権で優勝1回・準優勝2回・4強4回、インターハイでは優勝1回、4強3回を誇る名門として知られる強い高校です。前橋育英高校は一発勝負に強いとされており、インターハイや選手権での強さが際立っています。
一発勝負のトーナメントは格下相手にあっさりと負けてしまうこともありますが、そんな中でも前橋育英高校が安定して勝ち続けることができるのは、最終ラインが毎年安定している点にあります。前橋育英高サッカー部は、決して無理はせず、大人のサッカーを展開できるメンタルの強さも併せ持つサッカーの強い高校です。
一発勝負のトーナメントは格下相手にあっさりと負けてしまうこともありますが、そんな中でも前橋育英高校が安定して勝ち続けることができるのは、最終ラインが毎年安定している点にあります。前橋育英高サッカー部は、決して無理はせず、大人のサッカーを展開できるメンタルの強さも併せ持つサッカーの強い高校です。
前橋育英高校 サッカー部
サッカーの強い高校ランキング第3位
帝京高校
公立私立 | 私立高校 |
創部 | 1956年 |
選手権 | 優勝6回・準優勝3回・4強4回 |
インターハイ | 優勝3回・準優勝4回・4強4回 |
主な出身選手 | 磯貝洋光・本田泰人・松波正信・中田浩二 |
帝京高校はサッカーにおいて東京都の王者として長きにわたり君臨してきた名門高校で、全国高校サッカー選手権大会で優勝6回、準優勝3回、4強4回を成し遂げ、インターハイでも優勝3回、準優勝4回、4強4回を誇る強い高校です。
帝京高校サッカー部の出身者の中ではとんねるずの木梨憲武が有名で、さらになでしこジャパンをワールドカップ優勝に導いた佐々木則夫元監督がいます。
帝京高校をここまで強豪に育て上げたのが名将の古沼貞雄元監督で、1965年から2003年まで指揮を執りました。退任した後は全国大会への道のりは険しくなっていますが、東京都予選では常に上位を脅かす強豪ぶりを発揮しています。
帝京高校サッカー部の出身者の中ではとんねるずの木梨憲武が有名で、さらになでしこジャパンをワールドカップ優勝に導いた佐々木則夫元監督がいます。
帝京高校をここまで強豪に育て上げたのが名将の古沼貞雄元監督で、1965年から2003年まで指揮を執りました。退任した後は全国大会への道のりは険しくなっていますが、東京都予選では常に上位を脅かす強豪ぶりを発揮しています。
古沼貞夫プロフィール
生年月日 | 1939年生まれ |
出身地 | 東京都 |
1965-2003 | 帝京高校 監督 |
2004 | 帝京高校 部長 |
2005- | 東京ヴェルディ アドバイザー |
2008- | 矢板中央高校サッカー部 アドバイザー |
帝京高校ベスト8への道のり 第76回全国高校サッカー選手権大会
サッカーの強い高校ランキング第2位
国見高校
公立私立 | 公立高校 |
創部 | 1967年 |
選手権 | 優勝6回・準優勝3回・4強3回 |
インターハイ | 優勝5回。準優勝2回・4強2回 |
主な出身選手 | 永井篤志・三浦淳宏・都築龍太・松橋章太・平山相太 |
国見高校は長崎県代表としてこれまで全国高校サッカー選手権大会に長崎県代表として22回の出場、インターハイは20回の出場しています。元日本代表として活躍した永井篤志、三浦淳宏、都築龍太、平山相太など数々のプロサッカー選手を輩出したことでも知られるサッカーの強い高校で有名です。
その根底にあるのが名将の小嶺忠敏監督の存在があります。選手は丸刈りにしなければならない、ハードな練習を耐え抜かなければならないなど、とにかく厳しい指導で、特に1対1では負けてはならない指導が数々のタイトルを獲得した理由とされています。
その根底にあるのが名将の小嶺忠敏監督の存在があります。選手は丸刈りにしなければならない、ハードな練習を耐え抜かなければならないなど、とにかく厳しい指導で、特に1対1では負けてはならない指導が数々のタイトルを獲得した理由とされています。
小嶺忠敏プロフィール
生年月日 | 1945年6月24日 |
出身地 | 長崎県南高来郡 |
1968−1984 | 長崎県立 島原商業高校 |
1984-2000 | 長崎県立 国見高校 |
1993 | 日本 U-17 |
2007- | 長崎総合科学大学 附属高等学校 |
国見×岐阜工業(後半戦)決勝戦 第80回全国高校サッカー選手権大会
サッカーの強い高校ランキング第1位
市立船橋高校
公立私立 | 公立高校 | ||
創部 | 1957年 | ||
選手権 | 優勝5回・準優勝2回・4強2回 | ||
インターハイ | 優勝9回・準優勝3回・4強5回 | ||
主な出身選手 | 茶野隆行・中村直志・北嶋秀朗・西紀寛・小宮山尊信・小川佳純他 |
市立船橋高校は野球やバスケットボールなどスポーツ全般において全国クラスの実力を備えることで知られる名門高校です。サッカーはこれまで全国高校選手権に20回出場し、素晴らしい成績を残しています。
インターハイは28回の出場回数を誇っています。千葉県内では誰もが認めるサッカーの強い高校です。
選手たちは試合中の状況を把握することに長けており、自分たちで戦い方を判断することができる点が市船サッカー部の特徴です。その土台はトレーニングを含めて普段から試合を意識しているからこその賜物といえます。
インターハイは28回の出場回数を誇っています。千葉県内では誰もが認めるサッカーの強い高校です。
選手たちは試合中の状況を把握することに長けており、自分たちで戦い方を判断することができる点が市船サッカー部の特徴です。その土台はトレーニングを含めて普段から試合を意識しているからこその賜物といえます。
市立船橋高校 サッカー部
市立船橋高校サッカー部の監督は布啓一郎監督が1984年から2002年まで務め、その後同校OBの朝岡隆蔵監督が2011年から2018年まで務め、現在はOBの波多秀吾が3代目として指揮をとっています。
サッカーの強い高校ランキングまとめ
サッカーの強い高校は、第1位の市立船橋高校、2位の国見高校は私立高校では公立高校という点が特徴です。
また、TOP10の中に、市立船橋と流通経済大柏高校の2つの高校がランクインしているあたりが、千葉県のサッカーレベルの高さを如実に表しています。星稜高校や青森山田高校などは、人工芝や寮など、素晴らしい施設へのこだわりが高校サッカー部を強いチームへと成長させる手助けとなっています。
また、TOP10の中に、市立船橋と流通経済大柏高校の2つの高校がランクインしているあたりが、千葉県のサッカーレベルの高さを如実に表しています。星稜高校や青森山田高校などは、人工芝や寮など、素晴らしい施設へのこだわりが高校サッカー部を強いチームへと成長させる手助けとなっています。
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