サッカーのポジション名と役割を初心者でもわかりやすく徹底解説!
サッカーのポジションについて、フォワード・ミッドフィルダー・ディフェンダーゴールキーパーはわかるけど、細かいポジションはわからないという初心者の方必見です!ここでは、サッカーのポジションの役割を初心者でもわかりやすく徹底解説します!
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公式ライター Activel_director
サッカーのポジションの種類とは?
例えば、攻撃的な戦術を用いればDFの人数を減らし、FWやMFの人数を増やし、逆に守備的戦術を用いればFWやMFの人数を減らし、DFの人数を増やすことになり、役割もかわってきます。以下ではそれぞれのポジションを紹介します。
サッカーのポジション名&役割①FW編
FWはチームの戦術やフォーメーションによってさらにCF・ST・WGに分けられ、求められる動き方や役割などは、それぞれのポジションによって大きく違います。
以下では初心者にもわかりやすく、CF・ST・WGのそれぞれの役割や基本的な動き方、適正などを説明していきます。
センターフォワード(CF)
世界的に有名なCFの名前をあげるならば、スアレス、レバンドフスキ、ルカクの名前があがりますが、日本代表のCFといえばワールドカップロシア大会でも活躍した大迫勇也が有名です。
CFには基本的に得点に絡む動き方や、ポストプレーの技術が求められます。さらにオフサイドラインのかけ引きに長けたオフザボールの動きも非常に重要になってきます。守備ではチーム戦術にもよりますが、ボールを奪われた際には高い位置からプレッシャーをかけて、相手選手のパスコースを限定させる動きが重要です。
セカンドトップ(ST)
STの世界的に有名なサッカー選手の名前をあげるならば、ルーニー、グリーズマン、日本代表でいえば香川真司がロシアワールドカップで務めていますが、基本的にはゴールに絡む動き方を求められます。
CFにつくマークマンをひきつけるなどのオフザボールの動き方は非常に重要です。自らゴールを狙いながら、相手守備陣を翻弄させる、CFの影武者的な役割が求められます。
ウイング(WG)
メッシ・ネイマール・アザール・ロナウドの共通点は素晴らしいドリブル技術と得点力を持っているという点です。つまりWGというポジションは、ドリブルと得点力という適正がカギを握るポジションといえます。
サイドを突破してセンタリング、中央へ切れ込んでシュートを狙うポジションです。
サッカーのポジション名&役割②MF編
このMFはさらに各チームの基本戦術やフォーメーションによって役割が異なり、OMF、CMF、CH、SH、WBに分かれます。ここからは、初心者にもわかりやすいように、それぞれの有名サッカー選手を例にあげながら、その役割や適性、動き方などを説明していきます。
オフェンシブミッドフィルダー(OMF)
3人とも優れたドリブル技術と視野の広さ、そして強烈なミドルシュートを武器にした攻撃的な役割の選手たちです。OMFは基本的に中央の2列目付近に位置し、ボールを保持すればドリブル突破、FWへのパス、ミドルシュートとゲームメーカー的な適正能力が求められます。
まさに中盤を支配するといっても過言ではない役割のポジションといえます。
セントラルミッドフィルダー(CMF)
CMFはその攻撃と守備のバランスが重要で、リスクを背負っても攻撃に参加する時間帯などを的確に判断できる能力が求められます。ピッチ全体を見渡し、攻守にバランスよく参加し、全てのポ
ジションのサポートに回れる献身的な動き方が求められるのです。
よって、CMFはチームのリズムに大きな影響を与える重要な役割のポジションです。
センターハーフ(CH)
広い視野と状況判断能力が必要で、ボールを保持した際にはドリブルするのか、パスをするのか、どこから攻撃をしかけることが適切なのかを、瞬時に判断することが必要なポジションです。
サイドハーフ(SH)
ウイング同様にサイドのポジションとのため、やはり優れたドリブル技術を持った選手が適正のあるポジションといえます。メッシやクリスチャーノ・ロナウドは利き足と逆のサイドに位置しますが、その理由は、中央へ切れ込んだ際にスムーズに利き足でシュートを打てるからです。
SHの役割は攻撃ではウイングの役目、守備ではSBの前を任され、豊富な運動量が必要になるポジションです。
ウイングバック(WB)
WBとして有名な選手は、ブラジル代表で活躍した世界的スターのロベルト・カルロスです。ロベルト・カルロスは、豊富な運動量とロケット砲のような威力抜群のミドルシュートと、抜群の守備力を武器にサイドをアップダウンする優れたウイングバックでした。
ディフェンシブミッドフィルダー(DMF)
ロシアワールドカップに出場した日本代表のDMFは長谷部誠が務めていました。DMFの最も重要な役割は、相手の攻撃が自チームのバイタルエリアに侵入するかしないかの瀬戸際で食い止めることです。
つまり早めに相手攻撃の芽を摘むことが最大の役割とされ、ボールを奪ったら攻撃の起点となる司令塔的な役割も担います。
DMFにはフィジカルや冷静な判断力、統率力が求められるため、チームのキャプテンのようなリーダーシップを持つ性格の選手が適正があるといえます。
サッカーのポジション名&役割③DF編
3バックの場合には3人全てがCB、4バックの場合には中央の2人がCBで、左右両サイドの2人がSBという役割が基本です。
多くの得点が期待できないサッカーという競技にとって、DFは非常に重要なポジションです。
以下ではCBとSBに分けてそれぞれの世界的有名選手を例にあげながら、初心者にもわかりやすくその役割などを説明していきます。
センターバック(CB)
世界的有名な名前は、ピケ、セルヒオ・ラモスです。しかも現代サッカーではトータルフットボールが主流になり、昔のような守備と攻撃の分業制ではないので、CBにもパスやドリブルなどの攻撃技術が求められています。
ピケやセルヒオ・ラモスは優れた守備能力だけではなく、ポゼッションできるほどの優れた足元の技術が備わっています。
サイドバック(SB)
そのため、サイドを自陣内から相手陣内まで何度もアップダウンするほどの豊富な運動量が求められる過酷なポジションです。
世界的に有名なSBは、マルセロ、カルバハル、ジョルディ・アラバです。日本代表では長友佑都がSBとして活躍しています。
彼らは守備の役割だけではなく、優れたドリブルテクニックと正確なキック力を武器に、サイドを支配し続けて攻撃力も併せ持つ偉大な選手です。
スイーパー
リベロ
有名な選手はベッケンバウアーです。現在ではリベロの必要性が無くなってしまったため、リベロはほぼ存在しません。その理由は、マンツーマンDFからゾーンDFへの変化でした。現在では全てのDFにリベロのような攻撃参加が求められているからなのです。
サッカーのポジション名&役割④GK編
フィールド選手と区別され、ペナルティエリア内でのみ手を使うことが許されるポジションですが、ペナルティエリアを出た場合にはフィールド選手と同様の扱いを受けるため、手を使うことは許されず、フィールド選手と同様のルールに則ります。
GKには長身で瞬発力と優れた反応力を併せ持つ選手に適正があります。そしてチームの最後尾に位置することから戦況を全て視野に入れることができるので、コーチング能力、統率力、キャプテンシーを持つ性格の選手が適任とされています。
GKは指示役という役割も担うポジションなのです。
ゴールキーパー(GK)
また、トータルフットボールとされる現代のサッカーではGKもポゼッションに参加するため、優れたボールテクニックが求められ、攻撃の起点という役割も時には担います。
GKの世界的な有名選手の名前をあげるならば、長きにわたりイタリアのゴールマウスを守ったブッフォン、ドイツ代表のノイヤー、コスタリカ代表のナバスです。ノイヤーとナバスは足元のテクニックも素晴らしいまさに現代版GKといえます。
サッカーのポジション名&役割のまとめ
しかし初心者にはサッカーを見ていてもよくわからないというのが実情です。トップ下とSTというポジションは似ていますが実は全く違うポジションです。
しかし、その選手がFWの選手なのか?MFの選手なのかがわかれば、初心者にもトップ下とSTの違いがわかってきます。
このように細かなポジションが理解できてくると、初心者でもサッカー観戦が更に面白くなるので是非参考にしてください。
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