バレーボールのAクイックとは?具体的なやり方と意識するコツを解説
バレーボールAクイックとは、ミドルブロッカーとセッターの共同作業で行われる攻撃です。Aクイックではアタッカーとセッターが意識するポイントがいくつかあります。アタッカーは入る位置などを確認したら、セッターとトスを合わせていく作業に入ります。バレーボールでは、タイミングを合わせることを重視し、慣れてきたらアタッカーの最高打点でアタックヒットができるようにしていきましょう。
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公式ライター Activel_director
バレーボールのAクイックとは?
バレーボールのAクイックの攻撃場所
【Aクイック①】バレーボール【スパイク】
バレーボールのAクイックのトスの高さ
バレーボールのAクイックのタイミング①
マイナステンポの攻撃は、かなり早いタイミングで攻撃が仕掛け
バレーボールのAクイックのタイミング②
また、ファーストテンポの攻撃を他のアタッカーと組み合わせるとシンクロ攻撃と呼ばれるものになり、ブロッカーはとても対処が難しくなります。
ゲスト解説!!【バレーボール】Aクイック(速攻スパイク)の打ち方!!
バレーボールのAクイックの4つのコツ(スパイカー編)
慣れないうちは助走を短く取る
基本的には、Aクイックであってもスパイクの助走に大きな違いはありません。ただ、最初はセッターとの合わせにくさがあるため、助走を短く取るという方法があります。
【Aクイックの助走(2歩助走)】
①左足→右足で助走
②次の左足で踏み切り
③ジャンプ
助走をしっかり取って、高い打点で打つよりセッターとAクイックを合わせる場合に使用します。ラリー中など、助走を満足に取ることができない場合に使用することができます。
リターンをしっかり見る
クイック攻撃をするときによくあるミスは、自分タイミングのみに気を取られて、リターンを見ていないことがです。Aクイックの場合には、ずれた位置に合わせてセッターを追いかる必要があるため、リターンは必ず確認しましょう。
リターンが極端に高い・低い場合は、高さに合わせてタイミングを調整する必要があります。この調整は、経験値が必要となりますが、助走のスピードを上げることで調整できるときがありますので練習しましょう。
入るタイミングを一定に
上手いセッターの場合は、アタッカーが速く踏み込んできたら、トスを弾いて速くセットしたり、逆に踏み切りが遅れた場合には、長く持って遅れたスパイカーに合わせることができます。
これは経験の長いセッターではないとできないので、初心者がAクイックをマスターする場合は、アタッカーの踏み切りタイミングを一定にしましょう。
一定にするためには、先ほどのリターンをしっかり見ること、セッターとのタイミング調整が必要です。
スパイクは叩きつけすぎない
練習では叩きつけるスパイクを打ちたくなりますが、練習から意識して奥を狙いましょう。
相手ブロッカーは遅れてワンタッチを狙って手を出してきます。アタックヒットの瞬間には相手ブロッカーが見えません。
ノーブロックだ!と思い、叩きつけて決めにいきたくなりますが、リードブロックでは相手の手が遅れて出て来るため、叩くとワンタッチを取られてしまうケースが多いです。
コミットブロックで張られているケースは、目の前に壁が現れます。叩きつけるとブロックの餌食になります。
相手コートの奥に足の長いスパイクを打つか、サイドに切ってブロックを避けましょう。サイドに叩くとブロックと連携してレシーバーが待っているケースがありますので、コートの奥、レシーバーがポジショニングしていないところを狙うようにしましょう。
バレーボールのAクイックの3つのコツ(セッター編)
アタッカーの状況を把握する
・助走はしっかり取れいるか
・ジャンプのタイミングが速すぎないか、もしくは遅れていないか
・踏み切りが突っ込み過ぎていないか、もしくはネットから離れすぎていないか
ラリーになるとアタッカーは助走の確保が難しかったり、タイミングがずれて入ってしまうことがあります。
技術のあるセッターは、ずれたタイミングに合わせてトスを調整することで対処もできます。技術に自信のないセッターは、少しでもアタッカーのタイミングがずれている感じたら、無理にクイックでは勝負せずに、レフトアタッカーにトスを託しましょう。
アタッカーの打点を意識してトスを出す
あえてトスを少しずらす方法(中級者向け)
アタッカーがスパイクコースを変えられないので、コミットブロックなどでスパイクコースを見切られていた場合には、ブロックの餌食になるというリスクもあります。
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